2021/08/30
建前ってなにをするの
建前とは簡単に言うと家の骨組みをつくる工程です。
大工さんをたくさん集めて、日柄の良い日に柱を建て、
棟木を納めて初めて家の骨格が出来る日です。
お施主様には朝一緒にお酒、塩、お砂を
四方に撒いて工事の安全祈願を一緒に願って頂きます。
家の形が出来上がっていくのはとても楽しく、
一生に一度あるかないかのお祭りのようなものです。
これから住む家は家族の一員です。
だからこそ、家が生まれてくるときには
是非そこに住まう人にも携わって頂き、
その姿を見ていてやって欲しいと思っています。
日にちも「大安」がいいとは限らないので、
「建築吉日」というものを参考に、
その家とそこに住まう家族が長く安全に、
安心して住めるよう願いを込めて携わらせて頂いています。