■ 豊田市 A様邸
100年経った古民家の煤竹の天井と、奥様の希望が満載の建て替え新築
■建て替えは長い間の希望だったとうかがいました
安藤さんのご自宅は、大通りから細い坂道を登った所に建つ築100年越えの古民家です。坂の下の大通り沿いには、ご両親が商っていたお店の建物があり、2軒を親子三代の家族が行ったり来たりしていたそうです。
「毎日の生活は、坂の登り下りの繰り返し。そろそろと思っていたときでした」街道沿いの店を住居に建て替えようと思ったとき、「さて、どうしたものか?」と悩んだそうです。
「地域の特性を知っていて、年代別の希望を聞いてくれる業者さんってどこにいるのかな?」
■希望はまず形にします
「さて、どうしたものか?」と考えたとき「そういえば息子の同級生のお家が」と安藤さんが岡山建築工房を偶然にも思い出して「地域のことと、年代別の希望を理解して聞いてくれる」まさに、この希望をかなえてくれるのが岡山建築工房さんでした。
「ともかく、岡山さんは何回も何回も通ってくれました」と安藤さん。
「妻の住まいへ、特にリビングと水回りへの長年の希望がドッと押し寄せるなか、それを毎回毎回、一つひとつ図面にしてくれました」
■構造の耐久性が保たれれば、希望に沿います
お子さんの様子がわかる「中二階ともいえる広い踊り場」空気が気持ちいい「呼吸する板壁」。ソーラーサーキット工法と、それを最大限に活かす吹き抜けの設置は、解放感のある「風通しのいい家の中」を実現しています。
天井が高く取れたことで、2階に第二のリビングが出現。
「ここは家族で共有できることやモノ、パソコンや本、ちょっと話ができる場所なんですよ」。お父さんとしての安藤さんが、家族のつながりを感じる場所でもあるそうです。
■安藤家の100年を見守ってきた煤竹を活かさない手はありません
安藤さんのお母さんが、たびたび眺めてはホッとされる玄関から廊下への天井。ここには坂の上の古民家にあった煤竹が贅沢に使われています。
「住み心地いいですよ」とにっこり笑う安藤さんのお母さん。暖かな空気が家中を流れているのを感じられる家でした。
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